副業ネットせどらーのJUNです^^
よく「せどりは資金力がないとできない」とか言われますね。
超少額からせどりを始めた僕にとっては「資金力がない程度で諦めるのはもったいない」と思うんですが、まぁ言いたいことはわかります。
安く仕入れて高く売る、この「安く仕入れて」の段階でお金が必要ですからね。
そんなわけで、今回は資金力がなくてもできる物販ビジネス「無在庫転売」を紹介していきたいと思います。
Contents
そもそも無在庫転売とは?メリットとデメリットを解説
最初に無在庫転売ってなんなのかを説明しますね。
もう知ってるって人は飛ばしてください(笑)
そもそも無在庫転売とは?
ふつうの物販は最初に在庫となる商品を持っていて、売れてから発送します。
Amazonせどりやアパレルせどりなんかも例外なく在庫を抱えることになります。
これがいわば物販最大の弱点で、きちんとしたリサーチができなければ不良在庫を抱えてしまうリスクがあるんですね。
一方で、無在庫転売というのは通常の物販の逆を行きます。
つまり、仕入れてから売るのではなく、売れてから仕入れるのです。
仕入れ資金と利益を先に確保できるので資金ショートを起こしにくく、クレジットカード枠=仕入れ資金という式が成り立ちました。
これが無在庫転売の基本的に知識です。
2年ほど前にメルカリでこのスタイルが大流行して、「メルカリ無在庫転売で人生を変えました」みたいな感じで金川顕教氏を中心に展開されていた印象です。
同じくらいにeBay無在庫輸出塾を中本明宣氏がはじめて、無在庫転売という言葉の業界での認知度が高まった感じがします。
無在庫転売のメリット 仕入れ資金不要でメンタルに優しい
言うまでもなく最大のメリットは仕入れ資金が不要という点です。
実際、僕の知る人にクレジットカードを20枚くらい持っていて、総額で1億円近いクレジットカード枠を持っていらっしゃる方がいます(そこまでやるならブラックカードで良い気がしますが)
サラリーマンであれば100万、200万円のカード枠を作ることはそれほど難しくないので、貯金のない方や、妻に財布を握られているタイプの方でも取り組めるのは嬉しいところですね。
加えて、精神的にもわりと楽だと思います。
先にお金が入ってきますからね。「今月の引き落としに間に合わなかったらどうしよう・・・」みたいなことを考える必要はないわけです。
無在庫転売のデメリット とにかく利益率が低い。ライバルが真似しやすい、逮捕リスクもアリ
これは実際にカメラの無在庫転売で輸出ビジネスをしていた方に聞いたデメリットです。
彼いわく、無在庫転売のデメリットは3つ。
- 利益率が低すぎる
- ライバルが参入しやすすぎる
- プラットフォームを選ばないと最悪逮捕される
利益率の低さは無在庫転売をやっている人なら誰しも感じているところ。
10%の利益率があれば良い方です。
通常はもっと低くて5~8%、ライバルがやってくれば3%以下に落ち込むこともあります。
無在庫転売を推奨しているブログや起業家は「利益率〇〇%超え!」みたいな事をセールスレター内でアピールしますが、現実はこんなものです。
また、無在庫転売はその参入障壁の低さから、ライバルが非常に多いです。
稼ぐには有在庫よりもガチガチなリサーチが必要になります。
また、ちょっと同じ商品を扱われると一気に価格競争になって商品価値が亡くなってしまうこともよくあると言っていました。
そして極めつけはプラットフォームを選ばないと逮捕される件。
事実、メルカリでアカウント停止に合いながら、こりずにアカウントを複数運用していた人間が逮捕されています。
メルカリは無在庫転売を現在禁止しており、今のメルカリユーザーも無在庫転売に対して神経質になっています。
実際に届いた商品が無在庫転売の商品だと分かると、運営に通報されアカウント停止になることもあるんですよね。
その方は無在庫転売をグレーゾーンとしているeBayを使っていたのでこうした目には合いませんでしたが、Amazonもメルカリもヤフオクも無在庫転売を禁止しています。
「バレなきゃ良いんだよ(笑)」みたいな感じで紹介しているブログもありますが、とんでもないことです。
ある日突然、「損害賠償を3000万円請求します」と言われて払えるでしょうか?
そういう爆弾を膝に抱えた状態でずっとビジネスをするのはかしこいとは言えません。
結局その方も最終的には有在庫ビジネスに移っていきました。
あと、これは別な方の経験ですが、送った商品が不良品で返品されてきて、箱を開けてみたら中身が抜き取られていたということがあったそうです。
無在庫だとこういうこともあるので注意が必要ですね。
無在庫転売で稼ぐ3ステップ やり方は単純で注意点さえ守れば軽い気持ちでできる
総合すると無在庫転売ってデメリットのほうが大きいんですよね。
でも、「明日のメシにも困っている」という人にとっては救いの手でもあるわけで。
無在庫転売を開始する3ステップについて書いてみたいと思います。
初心者ならまずはeBayに登録
僕の知る限り、無在庫を暗黙の了解として認めているのはeBayです。
なので最初に販売プラットフォームとしてeBayに登録しましょう。
クラウドファンディングサイトを利用して合法な無在庫ビジネスを行うことも可能ですが、法律関連など初心者には難しすぎる事が多いのでオススメしません。
Amazonから商品を選んで出品しよう
在庫を確保しやすいAmazonから商品を選んで出品するのがおすすめです。
最初はあなたの好きな分野の商品を探して出品するといいでしょう。
ただ、eBayは詐欺防止のために、最初は扱える商品数、月に稼げる売上に制限があります。
あまり高価格なものを扱わず、Amazonで500~2000円のものを選ぶと良いと思いますね。
商品が売れたらAmazonから購入、またはAmazonから直接発送しよう
最近のAmazonは国境排除に動いていて、商品の中には直接海外に送れるものもあります。
もしそれができる場合は割安になるケースが多いので直接送ってしまっていいでしょう。
海外への直接発送ができない場合はAmazonから一度自宅に送ってもらいましょう。
それから海外発送してください。
無在庫転売よりも総合するとせどり転売が良い
ここまで総合すると、無在庫転売はせどりよりも簡単に見える一方で、色々なリスクがあるというのが分かって頂けたかと思います。
気軽に取り組めて簡単=誰でもできるからすぐにライバルであふれる
この特徴を忘れてはいけないですね。
もちろん、せどりも初心者向けで取り組みやすいです。
しかし、利用料金も発生しますし、在庫を抱えなければいけない。それを嫌がる人がかなり多いので、無在庫と比べるとハードルは高くなります。
その分ライバルも少ないです。初期費用が発生するだけでライバルはかなり少なくなるんですよ。
加えて、せどり転売が優れている点はいくつもあります。
商品知識がつく
様々な商品を仕入れて、現物を見るので商品知識が半端なくつきます。
マーケットを調べることになるので、世の中の需要を見極めて先取りで仕入れることもゆくゆくは可能になります。
副産物として、僕も実際にあったのですが「こういう商品無いのかな~」という人に紹介することができ、知識人として頼られます(笑)
応用ができる
せどりで商品知識がつくと、その他の物販ビジネスにメチャメチャ応用がききます。
展示会に行ってもなにが日本のマーケットで売られていない商品なのかが一発でわかりますし、的確に世の中のトレンドをつくことができるようになります。
これはビジネスをする上では非常に役立つスキルなので持っていて損はないです。
慣れれば恐ろしい速さで仕入れができる
だいたいどんな商品が密かに売れているのかは慣れてくれば分かるようになってきます。
目利きですね。
そのため、店舗に行った一時間で1万の利益が出る商品を仕入れてくるとかザラですし、一日仕入れして30万円分の利益を確保するとか普通にできるようになります。
商品知識がつくとそれだけ凄まじいことになるんですよね。
アカウントが育つほど稼げるようになる
Amazonにせよ、メルカリにせよ、ヤフオクでも同じですが、アカウントが育つ=信頼が積み重なるということ
その結果、多少高い値段を設定していても売れていくことになります。
ライバルに対して有利に戦えるんですよ。
長くやればやるほど有利になる、これはせどりの大きな特徴ですね。
稼げる金額は大きい
利益率はキチンと計算して仕入れをすれば25%を切ることはなかなかありません。
僕は基本的に25%以上か、5000円以上の利益があるかどうかで仕入れ基準にしています。
それ以下の商品は資金がもったいないので仕入れません。
実際、転売だけで月収100万円は十分可能ですし、利益率をしっかり確保すればするほど仕事は楽になっていきます。
300万とか稼ぎたければさすがに外注化ですが、利益が大きければ外注化してレバレッジをかけるのになんの心配もありませんよね。
まとめ 結局、無在庫からみんな有在庫にシフトしている
eBay無在庫転売で有名な中本明宣氏ですが、彼のセミナーに僕も行ったことがあります。
その彼がセミナーの中で「今は僕も有在庫にしています」って言っていたんですよ。
他の無在庫経験者に聞いてもみんな有在庫にうつっていってるんですよね。
無在庫転売は取り組みやすい一方で、安定していません。
やっぱり最後は有在庫のほうが安定して稼いでいけます。
その有在庫せどり・転売ビジネスも「まずは経験を積んでから・・・」なんて心配は無用なほど取り組みやすいので、それだったら最初からせどり・転売に取り組んでほしいとは思いますね。
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追伸:
はじめまして、管理人のJUNです。
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