【公平に評価してみた】せどり転売VS中国輸入 2019年から始めるならどっちがいい?

副業ネットせどらーのJUNです^^

たまにこんな系統の質問をいただくのですが・・・・

はじめまして、田村(仮)と申します。

副業を探しているうちにインターネットでできる中国輸入がいいと聞きました。

ですが、JUNさんのサイトを見ているうちにせどりも良さそうだと思い始めています。

JUNさんはせどりを進める立場だとは思うんですが、初心者の私は今ならどちらから始めたらいいと思いますか?

多少の内容はちがってもだいたいこんな感じの質問です。

もちろん僕はせどりもやっていますが、せどり以外にも色々なビジネスを経験しています。

また、ちょくちょく世界情勢とかもチェックしながら今どんなビジネスがノッてきそうかも調べていますが、その上で「初心者が取り組むならせどり」だと思うんですよね。

男性疑問

せどりやってるからじゃないの?

確かにせどりをやっている人間から「せどりがいいよ!」なんて言われてもポジショントークにしか聞こえないのは明らかですよね。

というわけでここからは僕を疑ってかかりながら読んでくださって構いません。

あえて中国輸入ではなくせどりをオススメする根拠をお伝えしていきます。

せどりと中国輸入のメリット・デメリット

はじめに公平に評価していくためにせどりと中国輸入のメリットとデメリットをおさらいしましょう。

中国輸入のメリット

中国輸入の最大のメリットを羅列するとこんな感じです。

  • 原価が安いので利益率が高い
  • 多少の競争があっても余裕で売れていく
  • 在庫は注文すれば届けてもらえるため、仕入れを簡易化できる。
  • その利益率の高さから低資金でも爆発的なビジネスの上昇が見込める
  • 商品数が多くライバルが不在の商品も狙える
  • OEM商品でブルーオーシャン販売できる

かなり魅力的ですね。僕も利益率の部分なんかはせどりではなかなか実現が難しい部分だと思います。どうしてもせどりって、頑張っても右肩上がりにゆっくりしか伸びていきませんからね。このあたりは中国輸入最大の強みかと思います。

OEMって?
オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング(Original Equipment Manufacturing)の略で、ざっくりと説明すると中国商品のロゴや色を変えたマイナーチェンジ商品のこと

せどりのメリット

せどりのメリットをならべるとこんな感じです。

  • だれでも簡単に始められる
  • 買い物気分で即仕入れができる
  • 国内なのですべて日本語でビジネスができる
  • 小売店仕入れなので販売先に振り回されない
  • すべて在宅で完結する
  • キャッシュフローがとにかく早い
  • 売れる商品は事前にわかる

誰でも簡単に始められるというのは中国輸入にはないメリットです。

いや、中国輸入もかんたんだよ?

詳しくはデメリットの部分で解説しますが、取り組みやすさに関しては確実にせどりが上です。

あとはキャッシュフローがとにかく早い点。最短で1週間以内に資金を回せたりもするので、これもせどりの取り組みやすさの理由ですね。

中国輸入のデメリット

そんな中国輸入、もちろんデメリットがあります。具体的には

  • 言葉のかべ
  • 不良品の多さ
  • 中国と日本の常識の違い
  • ニセモノ販売
  • 納期の遅さ
  • 最小購入数が大きい
  • 法律関係の難しさ

あげようと思えばまだまだありますが、中国輸入を叩きたいわけではないのでこのくらいで。

言語は間違いなく障害になります。「日本語で対応してくれるところがいるから~」みたいに中国輸入関係のセミナーに行くとよく言われますが、ボク個人の体験としてそれには限界があると思うんですよね。

最近SPORTECという東京ビッグサイトの青海展示場で開かれたスポーツ、健康系の展示会に行ってきたんです。

中国、台湾系の企業が数多く出店していたので僕も見てきたんですよ。

「あ、これ売れそうだな」という商品もいくつかありました。

ただ、ブース担当者が日本語NG。日本語OKのブースもそんなに日本語が上手くなくてコミュニケーションが成り立たず。

けっきょく、多少の心得がある英語でコミュニケーションしてお話しました。

また、最小購入数が大きいのも問題でしたね。いい商品があったと思って聞いてみたら「2000円を最低800個から受けています」と言われて断念。

160万円ですからね。たった一つの商品にそんなにお金かけれません。

あとは法律関係、意外と難しいです。

仕入れようと思ったドイツで人気の中国商品をチェックしたら「管理医療機器」に該当するものだと判明して、輸入を断念しました。

ちなみにBluetoothに関わる、電波法とかもあります。

このあたりの日本の法律をよくわかっていないと中国輸入はだいぶ危ないです。

特に管理医療機器の無許可販売とかやった日には警察に何年かお世話になることになると思います。

僕は幸い輸入関連に明るい人に質問できたのでトラブルにはなりませんでしたが、たぶん知らずに中国製品販売している中国輸入プレイヤー、結構いますよ。

特大の爆弾を抱えたままのビジネスはかなり危ないと思いますね。

せどりのデメリット

さて、そろそろせどりのデメリットについてもお話します。具体的にはこんなデメリットがあります。

  • 利益率が低くなりがち
  • 常に新しい商品を見つけなければならない
  • どうしても肉体労働の泥臭い仕事になる
  • 見つけた一商品につき、一回の利益しか出せない
  • 価格競争に巻き込まれる
  • 基本的に月収100万円が限界点
  • 自分の仕事を誇り辛い

どうしてもせどりの利益率って20~30%におさまります。僕も利益率50%とか出すときもありますが、基本的に25%程度ですね。

このあたりはどうしても中国輸入には負けます。

また、同じ商品が常に入荷されてくるわけではないので仕入れを止めることはできません。ある程度習慣的に手を動かすことは必須です。

その特徴から、見つけた1商品につき一回の利益しか出せないことも多いです。

僕も一度仕入れたあともう一度仕入れることがなかった商品はかなりの数あります。

そして、せどり実践者なら誰しも感じているであろう価格競争。

どうしてもすでに出品されている商品を仕入れる都合上、ライバルが避けられません。

「今まで売れ筋だったけどもう売れなくなってしまった・・・」ということも割とよく起こります。

そして、その泥臭い仕事量から月収100万円が限界です。もちろん、200万円とか稼ぐ人間がいるにはいるんですが、外注化していたり、寝る間も惜しんで仕入れまくったりしていますね。

それを副業をこれからはじめてやる人間ができるかと言われるとNOです。

あとは「俺の仕事はせどり、転売だ!」ってなかなか自信持って言えないところです。

僕の友人知人はオタクも多いので「転売ヤー○ね!」なんて言われそうでせどりの話は基本伏せています。

それでもあえて中国輸入よりもせどりをオススメする理由

ここまで読んでくださった方ならわかるかと思いますが、中国輸入もせどり転売も一長一短です。

一概にどちらが優秀とか言えないところではあるんですが、これが「初心者ならどちらから始めるべきか」となると話は変わります。

その理由は3つあります。

初心者には稼げる「お金」よりも「挫折しないこと」が大切

僕はビジネス挫折者を数え切れないほど見てきましたし、数え切れないほど相談されてきました。

彼らに共通していたのは「稼ぐことを諦めた」ということ。

気持ち、すごくよく分かるんです。

僕は大学時代にプログラミングの授業が死ぬほど苦手で、教授もさじを投げるエラーの連続に「プログラムなんか見るのも嫌だ!」という状態になりました。

挫折したわけです。

以降、僕はプログラミングに対して常に苦手意識を抱えることになりました。

同じように、一度ビジネスに対して挫折感を強く味わうと、そこから這い上がるのってけっこう大変です。

頭では「やらなきゃ稼がなきゃ」と思いつつも体が拒否してしまう。

そんな状態を味わったことがあるのは僕だけではないのではないでしょうか?

だから、「稼ぎ始めるまでのハードルが低い」というのは何より大事なことだと思うんです。

中国輸入はライバルを出し抜こうとすればするほど言葉の壁が避けられませんし、輸入というのはしっかりと法律関係をクリアしている人に教えを受けないとかんたんに逮捕リスクを抱え込みます。

そんなあれこれに押しつぶされて挫折してしまうよりは、初心者はある程度泥臭いデメリットを飲み込んでせどりをやったほうが僕はいいと思うんです。

稼ぎ始めれば次のビジネスにつながる

もう一つは挫折しないことに似ていますが、いくらかでも稼げれば自信に繋がります。

あなたの自信はあなたの宝です。100億円払ったって手に入らないあなたの最大の価値、それが自信です。

自信があれば泥臭い転売を卒業して次のビジネスに進むこともできます。

でも、最初に積み上げるものがなければそれも叶わない。

だから、最初の踏み台として転売は「自分のちから出稼げる」自信をつけるのに最適なんです。

Amazonの情勢は国境排除に向かって進んでいる

これは僕が第二回AmazonアカデミーというAmazon主催のセミナーに参加して知った情報なのですが、Amazonは国境排除に向かって動いています。

簡単に言うと、アメリカのAmazonにあるものも日本のAmazonで買うことができるようになるということ。

今はアメリカのAmazonで物を買いたければアメリカのAmazonにアクセスしなければいけません。

しかも、売る側の国境排除もありました。

日本のAmazonを使いながらも、海外納品ができるようになる・・・・らしいです。まだ整えているみたいですが。

これが実現したら、大きなビジネスチャンスにはなるんですが、消えるビジネスもあります。

僕はそれが中国輸入ではないかと見ています。

なぜなら、現状の日本のAmazonにもすでに中国人販売者が入ってきており、ありえない安価で商品を売り出してライバルをどんどんなぎ倒しているから。

つまり、今現在においても中国輸入は中国人セラーが扱っている商品以外のもので勝負する必要があります。

でも、中国人販売者がそれを真似し始めればすぐに稼げなくなる。中国輸入の大きなメリットの一つが無くなりかけています。

現在中国にはAmazonが無いのでこのような状況で済んでいますが、もし中国にAmazonができて、国境が排除されたらもう日本人の中国輸入プレイヤーに勝ち目がなくなります。

代理店通すよりも自社で販売できるんだったら絶対にソッチのほうが儲かりますからね。

中国人はとにかく商魂たくましいです。「今までのお付き合いだから~」みたいな考えで利益を逃すことはありません。

これが起こるのが数年先か、10年先かは分かりませんが、個人的にそう遠くないうちに成り立たなくなるビジネスを初心者にはオススメできないです。

2019年版 せどり転売VS中国輸入 まとめ

今回の意見に賛否両論あると思います。

中には僕が上げたデメリットを潰す形で中国輸入を教えたり、実践したりしている人もいるかもしれません。

なので、あくまで僕の意見だと思ってください。

ですが、僕の意見に共感、納得してくださったなら僕のメールマガジンもオススメです。

確かにせどりのデメリットは存在しますが、僕は限りなくデメリットを帳消しにした低資金から始めるせどりを紹介しています。

メルマガ限定コンテンツなので、興味があれば「追伸」から登録してみてくださいね^^

本気の人には僕も本気でお答えしています。

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はじめまして、管理人のJUNです。

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